誰に向かって力説しているのか。

何年か前だけど、片側2車線の道路を走っているときに、並走して挙動不審な車がいた。


私の運転する車とほぼ同じ速度で走っているので、同じ信号でひっかかり、隣り合わせに停車することになるんだけど、何か運転手の表情が普通じゃない。そして信号が青に変わり走り出すと、車の挙動がまた妙な感じ。運転手にしても車にしても、どこがどうおかしいとは言えないんだけどなんかおかしいな、と思ってるうちにその車は別方向に走っていってしまった。その直後に気づいた。あの表情と挙動、あれは酔っ払い運転だ。


多分、飲み会だったとしたら開始30分〜1時間経過したあたりか。まだ大して呑んでいない全然酔ってない、って段階だと思う。それでも素面の目からすると、あれほどまでにはっきりと怪しく映るものなのか。いや確かにホントのところは判りませんが。


こりゃ、プロ(K察)が素面だったらその目を誤魔化すのは難しいだろう。その経験から我が家では飲酒運転は絶対に禁止です。曖昧な基準は一切無し、大人の事情も斟酌無し。呑んだらナントカの古典的スローガンを家訓として掲げ、その遂行を脅かさないためにも、わざわざ市街の中心部に近い所に居を定めたのでした。深夜タクシーで帰っても1300円以内。


これからマイホームを構えようとされている方、酒断ちが難しいのならこの選択もアリですよ。結果としてみれば、ウチはこれが一番大きな収穫でした。