八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)

八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)

八甲田山 死の彷徨」は、何とも言えず惹きつけられる本である。十和田湖周辺が好きで何度もドライブしたことや、私が温暖な関東出身で雪に対してミステリアスな印象を持っていることも関係しているのかもしれない。第五連隊、第三十一連隊が通った道を、自分が車を走らせた時の景色を思い浮かべながら何度も読み返している。春になったらこの本を片手にまた八甲田に出かけてこよう。