先日、久しぶりにドッグランインディさんに遊びに行った。


とても寒い日だったせいか、晴れていたにもかかわらず他に遊んでいる仔はおらず、ウチだけの貸切状態だった。そこで調子にのって走り回っていた鈴蘭は迷子札を落としてしまったらしく、わざわざインディさんが連絡を下さった上に郵送で届けてくださった。親指の爪ほどの大きさのものを、あの広い敷地からどうやって拾ってくださったのか見当もつかないが、連絡を頂いていなければ今も気づかずにいたに違いない。インディさん、ありがとうございました。


で、当日はあまりの寒さのためにカメラを持つこともできず写真はないが、こまもナイトも勿論鈴蘭も、およそ2時間ほどの間、3000平米のフィールドを縦横無尽に駆け続けていた。人間は寒さと風の強さに竦みあがって立ち尽くすのみ。普段服を重ね着して抱っこをねだってばかりのナイト君まで、全く寒がりもせずにひたすら走り回っていたし、鈴蘭にいたっては、わさわさと生えた毛皮の先に氷の塊をいくつもぶら下げながらも全く意に介せず狂ったように飛び回っていた。喜んでいただいたようでよろしゅうございました。


けれど、普段はこれほどまでにハイテンションで走り回ることがない犬(特に兄)達が、ここぞとばかりに楽しんでいたのは、やっぱり他のわんちゃんがいなかったという事が大きいんだろうなと思うと複雑だ。こまとナイトはオスということもあるんだろうけれど、群れの構成員以外の犬がいるとやっぱり落ち着いて遊ぶどころじゃないんだろうな。小さな時から他の犬たちとのふれあいを欠かさないようにしていたんだけれど、そして犬たちもそれを心から嫌がっている訳ではないんだろうけれど、ホントのところは「家族だけで遊ぶのが一番楽しいよね」と思っているんじゃないんだろうか。


ま、だからといって他の犬たちとのふれあいを止める事を考えている訳ではないんだけれど、そんな事が頭をよぎるたびにちょっと寂しいような思いを抑えることができない。ねぇこまちゃんたち、ホントのところはどう思ってるの?