今日はいつもより少し遅めに帰宅した。玄関を開けるといつも聞こえる「お帰りピーピー合騒団」の大騒ぎがやけに静かだ。寝ぼけてんのかな、と思ったがつい先日犬たちの入院騒ぎがあったばかりなので、ちょっと気になりつつ居間に入る。ナイトと鈴蘭はいつもと同じ歓迎ぶりを示してくれていたが、普段一番やかましく甘えるこまがクレートの中に入ったまま出てこない。こんな事は初めてだ。


不安を膨らませてこまのケージをのぞくと、そこには吐いた跡が。ヒョエー!一瞬にして脳裏に悪夢の光景がよみがえる。ももももしかしてこここまちゃんまで薬ののののんじゃったのか???何でどうして今頃になって!!いや、とりあえず落ち着け。先日の入院騒ぎの後、念入りに掃除機をかけてケージの中も掃除して、薬が落ちていないことを確認したじゃないか。だから薬中毒じゃないはずだ。


気を落ち着けて吐いたものをよく見ると、中に爪の切りくず位のヒヅメのかけらが混ざっている。そいうや夕べ随分長いことヒヅメを齧っていたなぁ。今朝見たら半分位の大きさにまでなっていたし。そうか、こいつが原因か。


最近我が身を含めて身近なところで中毒騒ぎを見聞きしているので、ついついサイアクの光景を思い浮かべてしまう。こまは誤飲する可能性は少ないと思うけれど、人にとって毒ではないものが犬には猛毒だったり、もともと犬のおやつとして作られているものであっても与え方によっては犬に害を為すことがあったりすることを肝に銘じておかないといけないなぁ。


とりあえず、ヒヅメは新品のと交換した。齧られてるうちに小さくなったヒヅメは新品のものに比べて味が出るのか噛みやすいのか、犬たちに齧られている時間が長くなって、減りが一気に早くなる。まだ十分大きいからといってケチケチしないで、半分位になったら交換したほうが消化にもいいだろうな。