親バカ夫婦。

朝6時15分。私が起きる時間きっかりに、夫から気色ばんだ声で連絡が入った。曰く「急いで目覚ましテレビを見ろ」。


一体何が起きたのか判らないまま、開かない眼をこすってチャンネルを12に合わせる。そこで眼に飛び込んできたのは、ミニチュアダックスフンド災害救助犬特集!何たること!!一気に眼が覚めた。夫が携帯の向こうで「ナイト君にぴったりだ」というのが聞こえる。


暫し無言で画面に見入った後、私がにやりとしながらナイト君を振り返ったのは言うまでもない*1

*1:災害救助犬の仕事は失敗が許されない、とても厳しいものだそうだ。調子こいた飼い主が「よっしゃ、ウチの仔も!」と意気込んだところで、気楽になれるものでもないと思うので、もちろん私だって本気で我が家の犬たちを災害救助犬に仕立てる気でいるわけではない。