土曜日、久しぶりに山形市にある「フェアウェイメモリアルパーク」に遊びに行ってきた。


ここは芝がとてもキレイ。料金も比較的安い。それにシーソーやハードルなどのアジリティの道具が少しだけれど置いてあるのが嬉しい。

ボクたちはどこでも嬉しいよ〜。
前に来たのはナイトがまだまだ小さかった頃。調子に乗ったナイトが一気にブリッジに駆け上りすかさず頂上から転落、これがトラウマとなり長いこと高いところにあがるのを嫌がるようになってしまったんだった(もちろんドッグランの責任ではない。油断していた私たちが悪い。)。


それがこの1ヶ月くらいの間に、今までの嫌がりぶりがウソのように、ナイト君はすいすいとブリッジを渡るようになった。それどころか、この日はフィールドに置いてあったシーソーをそろそろと登りだすではないか。

怖いの半分、楽しいの半分。
このまま支点を越えてしまったらガタン!となって、またしてもトラウマになってしまうかもしれない。慌てて板の反対側を支えてやり、中心部で「マテ!」をかけてゆ〜っくりと板を下ろす。そこで「ヨシ!」と声をかけるとナイトは一気に板を下り、得意そうにフィールドを走り回った。


よっしゃあ、これはシーソーも克服できるかもしれないぞ!そういきりたち、再びそろそろとシーソーを渡りはじめたナイト君を「ガタン!」させないように手を貸してやって、無事渡り終えたところで必殺鹿の皮を投げてやった。

やったー、しかのかわー!
これがもう、効果てきめん。とにかく鹿の皮が欲しくて仕方がないナイトは、鹿の皮を私に回収されるたびにいそいそとシーソーに登りだす。支点部分までくると満面の笑みで私を振り返り、「ボク、シーソー渡るよ!すごい?えらい?」と猛アピール。そのうち、新しいワンちゃんがフィールドに入ってきた為、シーソーの練習は中断した(板の下に犬が入り込むと危険なため)が、鹿の皮が欲しくて欲しくてあきらめきれないナイトは、いつまでもしつこくシーソーの支点部分にとどまり続ける。

見てる?見てる?
無視する私、私に笑みを送り続けるナイト。どっちが先にあきらめるかの意地の張り合い。頼むからもうカンベンしてくれ、わたしゃ暑くて疲れたよ。