涙やけがないこまであるが、目頭の辺りは多少湿っていることが多い。今日、その左目の目頭の湿っている部分が、小さな涙やけのようなものでただれているのを発見してしまった。まったくもう、ナイトだけかと思いきや。こま、お前もかー!


大事無いとは思うけど、犬は具合悪くなるときはホントにあっという間だということがナイトのケガで身に染みているので、すぐに病院に連れて行った。もしもただれているところにばい菌が入ってそれが目に広がったりしたら、初期段階で病院に連れて行かなかった自分を一生許すことはできないだろう。ま、塗り薬と抗生剤を処方されて終わりであったけれど。大したことなくてよかったよかった。


病院に行くたびに思うことだけど、診察を待っている間にも、毛布で包まれてじっと動かない仔とか、痙攣した仔が飼い主さんに抱えられてきたりとか、場所柄当然ではあるけれど具合の悪そうな仔ばかりやってくる。診察後そのまま入院となる仔も案外多い。診察室のドアが開いて、我が仔を包んでいた毛布だけを手にした飼い主さんが「よろしくお願いします」と頭を下げて出てくるのを見るたび、「オビアジ成績が振るわなくてもいい、元気でいてくれるだけでそれでいい」と腹の底から思い、また、飼い主さんに愛されているであろう仔たちが早く家に戻れるようにと願わずにはいられない。