土曜日は深夜3時まで呑み会だった。しこたま呑んで存分に荒れまくり、翌日はいつものようにドッグランに。起きるのが遅く朝食を食べていなかったので、途中で早めの昼ごはんを食べにパスタ屋さんに入ることにした。夫のチョイスは明太子クリームパスタ。私はペペロンチーノを頼んだ。


私は辛いものが大好き(というより味覚が狂っている)なので、例えばピザとかグラタンには、タバスコを1/3瓶位はふりかけて食べる。牛丼ならご飯が真っ赤になるほど唐辛子をかけるし、ココイチのカレーは5辛*1に辛味スパイスをトッピング、回転寿司はネタをはがしてワサビを追加で塗布して*2食べる。だから、普通のペペロンチーノなんてカライの蚊に刺されたほどにも感じない。


そんな私が、この時頼んだペペロンチーノを「辛くて喰えない」と残したもんだから、夫がまじまじと私を見たのは当然の事だろう。


何というか、そのパスタの「辛さ」自体が大したことがなかったのは自分でもわかったんだけど、唐辛子の辛さを口の中で「美味しい!」と感じるセンサーが全く働かないような感じで、ただ熱感を伴う嫌な刺激にしか感じられなかったんである。匂いとかはいいのに、口に入れるとダメ。


呑んだ翌日って、もしかして味覚が変わるのかもしれない。もしかしてアルコールでダメージを受けた体には刺激物をこれ以上取り込まないようにする本能が働いていたのかも。呑み会の翌日にやたら味噌汁と米と柿が喰いたくなるのもそのせいか。結構かしこいぞ、私のカラダ。

*1:味覚がおかしい私が言うのもなんだけど、5辛以上になると味が美味しい方向から逸脱していく気がする。

*2:回らない寿司に対してはそんな下品な事はいたしませんので、安心してご馳走してやってください。お待ちしております。