土曜日、術後のこまは「四日酔い」の夫とともに自宅で安静にしていたが、元気なナイトは私がドッグランに連れて行った。

「あぁ忙しい。兄ちゃんもパパもいない?それどころじゃないよ、ボクは。」

6ヶ月頃まではこまに乗ることが多かったナイトだけど、最近は、自宅ではこまに、ドッグランでは他のわんちゃんに乗られることの方が多い。この日も2頭のダックス君にかわるがわる乗られていた。だけどそのうち自分でも乗り出したりして、親ガメ子ガメ孫ガメ状態。

飼い主としては目を覆うばかりの光景。
乗りつ乗られつで心ゆくまで楽しんだナイトだけど、一方で留守番していたこまは面白くない様子(当たり前だよね)。日曜日、こまだけを留守番させてドッグランに行こうと思ったら、普段ほとんど我侭を言わないこまが必死に抗議してきた。「ナイトだけ」「ドッグランに連れて行ってもらえる」というのがわかった様子で、ピーピーと泣き叫ばんばかり。あんまりにもかわいそうなので、キャリーバッグから出さない条件付きで同行させることにした。

顔だけこんにちは。
↑こんな状態ではあったけど、こまは特に文句を言う訳でもなくおとなしくしていた。ただ、珍しい姿に興味津々の犬が匂い嗅ぎに近寄ってきたりする時は、すごい勢いで歯をむき出して追っ払っていた(余りに勢いが強すぎて、バッグごとベンチから転がり落ちたりもしていた)。


こまとしては(外に出たい気持ちはあったんだろうけど)そこそこ気分転換にはなったみたいで、帰宅後はまるで遊んできたかのようにグーグー犬であった。こんなカタチであっても表に連れ出してやってよかった。

夕方にはうつらうつら。