創生の森リポート2/2 前編

で、先日創生の森に行った時に応募した「宿泊モニター」に当選したので、取るものもとりあえずに出掛けてきた。


1週間前に同じモニターで宿泊してきたぱぴちゃんママによると、かなりイイ感じのログであるらしい。いやが応にも期待は高まるが、まずは心を落ち着けてリベンジを果たさねばならない。前回果たせなかった「蕎麦打ち体験」である。

非常につまらなそうな犬たち。

ソレっぽいぞ。
途中までは意に反して夫のほうが調子よく作業していたのだが、最後の最後、包丁使いに一日の長がある私のほうがイイ出来上がりになった。左に小さく見えてるのが夫のだけど、私の(正面)に比べてきも〜ち太いのがお分かりになるだろうか。この太さが茹でた時に明らかな差となって勝敗を分けるのである。

わかんないか。
この教室は、先生がとても丁寧に親切に教えてくださる。私たちのような全くの初心者であっても楽しんで打てるし、かなり上達している人でもその熟達具合に応じた事を教えてくださる(同じ時間帯に打っていた男性二人は、かなりのツワモノのようであった)。


打ちたて蕎麦はカフェでゆでていただき試食。う〜ん、感無量の味であった。

↑私が打った方。
夫のはゆでると更に太さが増して非常に食べ応えのある「田舎風」の出来上がりであった。夫はどうやら「自分が蕎麦打ちにハマって脱サラするとか言い出したらどうしよう」と危惧していたようだが、その気は起きなかった(もしくは起きたが失せた)ようで、自分でもホッとしたようだ。

↑夫が打った方。太いけど、どちらもウマかった。
教訓&メモ。

  • 蕎麦打ちはパン作りとかうどん作りとかとは粉のまとめ方が全然違う。
  • 作業は丁寧に、そして素早く。
  • 生地をたたむところまではよくても、細〜く切らないと結局残念な事になる。もう限界、という位に細く切った方がよい。


そして今夜泊めていただくログが↓こちら。今回は特別に一番大きなログに宿泊させていただけることになっていた。いやもう、犬連れで泊めていただくのがもったいないような、綺麗なおしゃれなログだった。ロケーションも抜群。

リビング。

露天風呂付き。言えば使わせていただけた事を後になって知った。腹の底から残念。

ログ全景。手前のテラスで夕食のバーベキューを頂く予定。
何はともあれ、待ちくたびれた犬たちを遊ばせてやらねば。施設の方に聞くと「ノーリードにしても全〜然OKですよ!」と言って下さったので、周りに人がいないことを確認し、「それ行け犬ども〜!」。(注意参照!後述)

「ワー!」「キャー!」

ちなみにここはグランドゴルフ場。
ログの目の前がこんな感じなんである。犬も楽しい、人も楽しいったらありゃしない。水道には水のみボウルも設置してある。至れり尽くせり。

夫は目ざとく「車掌車」に乗り込む。その足元を犬たちがついて回る。

とにかく敷地は広い。それを満喫する犬たち。何でこんなに楽しそうなんだろう。

穴掘り犬の本領発揮。「いい匂いがするよ!」

夕方になってもまだまだ帰らなくてもいいんだよ。
ログに引き上げてもまだまだハイテンションな犬たち。

飛び乗るわ、

もぐるわ。


そして日がとっぷりと暮れ、蔵王の寒さが容赦なく増す頃に、バーベキューパーティー@テラスの開催である。

左の暗闇にぼんやり浮かぶのが肉を焼く夫。
ダウンジャケットを着込みマフラーを巻いても尚寒い。ビール呑んでは「ウマい、でも寒い」、肉を食っては「ウマい、でも寒い」の繰り返し。いやでもウマかった、ホントに。ついでに創生の森で取れたという、手のひら位の大きさのしいたけのジューシーだったことと言ったらもう。キノコがジューシーってどういう事ですか、それじゃやむをえんでしょ!と叫びつつ震えつつなおも呑む。でも余りの寒さに犬たちは途中からログで待機させることになった。

窓辺でこちらを眺めるこま。ナイトが飛び乗るにはちょっと高い窓枠。
そして場を部屋に移してまた宴会。普通にテレビ見てくっちゃべってるだけなんだけど、ゆっくりのんびりできななぁ。そしていつの間にか犬たちはぐっすり。

こまは私と夫の間でぐー。

寒がりナイトは夫のコートに包まってぐー。


夜がとっぷりと更けた頃外に出てみたら、そこにはお約束どおりの満天の星空。寒いのを堪えてテラスに仰向けに寝転んで天を仰ぐと、酔った頭も冴え渡るような、申し分の無い初冬の星。プレアデス星団をあんなにはっきり見たのは初めてだった。施設の方によると、2〜3月の空はまた格別なんだそうだ。楽しい一日だったけど、この星を見るためだけにまた来ても後悔しないだろうな〜。


【注意】エラそうで申し訳ないのですが。
存分に走り回ってるウチの犬たちですが、これでも呼び戻しがきくようにした上で、必ず目の届く範囲から外れないように注意しています。さらに人の姿が見えた時はあらかじめ近くに呼び寄せたりもしています(犬が怖い人かもしれない)。
前回も書いたとおり敷地はホントに広大で、柵の類はありません。呼び戻しのできないワンちゃんを放すことは大変危険であることは言うまでもありません。くれぐれもお気をつけください。