今日は何はともあれ仕事を定時で切り上げ、いつもなら歩いて帰る道を電車に乗って、ウキウキと車を走らせて犬たちのお迎えである。カラッポの家はもうたくさんだ。是が非でも犬たちを連れて帰るか、さもなくば帰宅しないかである。帰宅するなりかばんを放り投げてまた家を飛び出し、文字どおり取るものもとりあえずノアショコラの家に向かった。せっかく買ったお土産を持って行くのを忘れた位だから、どれだけ浮き足立っていたか容易に想像できるであろう。


こまもナイトも鈴蘭も、ヨロコビ大爆発で迎えてくれた。まさかとは思いつつも、軟骨トッピングの素敵なごはんとか美味しいおやつとかに負けたらどうしようと、ちょっぴり不安だったのが一気に拭い去られてカンゲキもひとしおだった。あーんもう会いたかったよぅ、犬ちゃんたちー。


ノアショコラ家では、家族みんなに可愛がってもらって、犬たちはとても幸せな時間を過ごすことができたようだ。そのお陰で、出張先の夜は犬たちの事はほんと気にかけず、お風呂につかったり小説をめくったりしてのんびり過ごすことができた。ノアショコラ家の皆さん、ありがとうございました。


そして1時間ほど前に帰宅したんだけど、こまもナイトも鈴蘭も、部屋を一走りしただけですぐに爆睡モードに突入してしまった。私が物音を立てても全く起きる気配がない。ナイト君は私の膝でうとうとしていたんだけど、床に落ちてた毛布の上におろした途端、そのままの格好であっという間に夢の中に飛んでいってしまった。足や顔をピクピクさせているから、きっと楽しい夢なんだね。


3頭がそれぞれこうして熟睡している様子を眺めていると、粗食で、夢中でプロレスしてると中止を申し渡される家であっても、住めばナントカで犬たちにとってもここが馴染みの場所になっていてくれているのかなぁと思ったりする。遠足から帰ってきたわが子の寝顔を眺めるのってこんな感じなんだろうか。何だか今日は全員と一緒に寝たい気分だ。今夜だけは特別にみんなベッドに入れてあげようかな〜…。