この週末はおよそ1ヶ月半ぶりに夫が帰宅していた。昨日また北海道に戻っていったが、楽しかった分だけ気が抜けてしまって寂しいなぁ。


犬たちにとっても夫の帰宅は待ち望んだものの到来だったようだ。玄関の鍵がガチャリと開いた時はちょうど食餌をあげようと準備していたところだったんだけど、こまもナイトも同時に飛び上がり、ギャーともヒィーともつかない絶叫を放って玄関に転がっていった。トイレを済ませたばかりだったからうれしょんしないで済んだけど、鼻血をだして卒倒するんじゃないかと思うほどの狂乱ぶり。毎日私とも十数時間ぶりの対面を喜び合っている位だから、犬時間に換算してまさに一日千秋の思いで待ち続けた夫の帰宅がどれほど嬉しかった事か。


そして鈴蘭もちゃんと夫を覚えていたようだった。聞きなれない物音に対してはいっちょまえに警戒吠えすることもあるから、一声二声ぐらいはワンと言うだろうと思っていたのにさにあらず、一緒になって嬉しそうにぴょんぴょん跳ねていた。もしかしたら兄たちにつられただけかもしれないけれど。


普段夫がいなくても犬たちは変わりなく過ごし、情緒不安定になったりすることはないが、こうして家族が揃っている時というのはやっぱりどこか様子が違うような気がした。何となくだけど、ほんのちょっとだけ落ち着きが増すような。


多分その理由は、私の口数が多くなって表情も変わる(だろう)こと、もっと直接的には犬たちにかまうよりも人間(夫)にかまっている時間が増えることによるんだろう。夫が単身赴任してからもうすぐ1年。犬たちは人間が私一人だけという生活に順応してはいるが、やっぱり早く家族そろって生活できるようになればいいなぁとつくづく感じた。