先週ナイトを病院に連れて行ったついでに、遅れていた鈴蘭の狂犬病予防接種と畜犬登録をやってきた。では、申込用紙を前にした時の私の呟きをどうぞ。

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「犬の住所」って…。まぁ、犬の住所には違いないんだろうけれど、人間様の住所書いていいんだよね?毎年の予防接種ハガキの送付先でしょ?まさか犬あてに「狂犬病予防接種は犬の義務です」とか届く訳じゃないでしょ。犬がハガキを受け取って、それを咥えて接種会場に出掛けていくとでも思ってんだろうか。「犬の住所」なんて言うんだったら犬がローン払ってくれよ。まったくもう、何だかなぁ。って犬キチガイにいわれたくないですかそうですか。


「犬の名前」は鈴蘭だ。「鈴蘭」と書いてりんらんと読むんだ。だけど正しく漢字で「鈴蘭」と書いてもどうせ「すずらん」と読まれるんだろうし、かといってわざわざ「鈴蘭(りんらん)」と書いたところで、来年送られてくるハガキには「対象犬名:鈴蘭」としか書かれてないだろうし。市の畜犬管理システムがどんなんだか知らないが、「犬名カナ」なんぞ管理してないだろうし、大体にして我が家の末っ子長女の名前が「漢字では鈴蘭と書くけど読み方はりんらんなんだよ!」なんて事を正確に知ってる必要がある関係者がどれだけいるっていうんだ。いいさ、「リンラン」とだけ書いておくさ。


「毛色」はブラックタンに決まってるじゃないか。全力で書いてやる。用紙に穴があくくらいの筆圧で書いてやるから覚えとけ。ハガキに「毛色:(ただの)ブラック」とか書いてあったら承知しないからな。とっても素敵な「シェーテッドレッド」のこまちゃんの毛色をただの「茶色」に変換して登録しやがったような恐ろしい間違いを二度もしやがったらぜーったい許さないんだからね。あぁどうせ「毛色マスタ」には舌を噛みそうなコードは登録されていないんだろうさ。登録係のおっちゃんが「おい、このシェ、シェーテ…何とかってなんじゃらホイ」「あー、それはですね、全体はアイリッシュセターのような輝く茶色で、耳とかしっぽとかのあたりに優雅な黒い飾り毛が」「なんじゃあ茶色けー、茶色ならあるわ、こいつでホイ、ほんじゃ次」ってなやり取りで登録されちゃったんだろう、あぁ可哀想なこまちゃん、誰がなんと言おうとこまちゃんはとってもキレイなシェーテッドレッド*1だからね、気にすることなんかないんだからね。あぁ可愛いなぁ、こまちゃんは。


「特徴」ねぇ。ウチの犬どもが給与所得者だとでも?面白くないですねすみませんね、でも困ったなぁ。いくら私が親ばか犬バカでも恥を知ってるからには「可愛い」とは書けん。客観的事実として「頭でかい、スリム」とでも書いておくか。

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で、今日早速郵便で鑑札と注射済票が送られてきた訳だけど、この鑑札がクセモノだ。鑑札は狂犬病予防法により常に犬に装着させていなければならないと定められているらしいが、同封の注意書きには「鑑札は犬の生涯一度だけの発行です」と書かれてある。だけど犬に装着させていたら落とすことだって当然あるだろう。いつも行くドッグランにも最近当局の指導により(なのか)「犬に鑑札をつけましょう」といったお知らせが掲示されるようになった。私だって装着すること自体はやぶさかではないが、落としたらそれで終わりってんじゃ二の足を踏んでしまう。調べてみると再発行を受け付けている自治体も少なくない様子。我が町でも同様の対応ができないものか、関係各位の検討を強く要請するものであーる。

*1:MS-IMEでもシェーテッドレッドは一発変換してくれない。おのれマックロソフト。