ちょっとくどいかしらねぇ。

鈴蘭とナイトが誤飲した人間用の薬は明らかに犬にとって有害であるが、人間にとって無害であっても犬にとっては有害なものとして有名なものとしては玉葱が筆頭であろうか。その成分に含まれる硫黄化合物によって赤血球が破壊されてしまうんだそうだ。マイナーなところで最近おしゃままさんから教えられたのがアボカド。人にとっては美味しい果物にすぎないが、犬が過剰に摂取するととっても危険らしい。


人間用の玩具から高濃度の鉛が検出されたり野菜から基準値を超える残留農薬が検出されたり、あなたの身近でも本来安全であるべきものが目に見えない形で密かに牙を剥いているかもしれない。目にみえないが確実に実感できる、広い意味での汚染の結果として最も身近なのが「地球温暖化」だろうか。そういやさっきクローズアップ現代で「地球温暖化の原因は二酸化炭素」って言ってた。侮りがたし、二酸化炭素


ところがそんな恐ろしい二酸化炭素よりも、もっと直接的に恐怖の対象となるべき「一酸化二水素」を知らない人は意外に多い。かく言う私もその恐ろしさについて無自覚であったと言わざるを得ない。この物質は毎年日本だけで千人以上の一般人を死に至らしめる原因となっているのにである。いわんや犬においてをや。


この危険な一酸化二水素は、Dihydrogen Monoxide(ジハイドロジェン・モノオキサイド)を略して通常DHMOと呼ばれ、現代の私たちの身近に広く存在している。一例を挙げるとジャンクフードのいくつか(人用、犬用問わず)、農薬(特に空中から散布される場合)、清涼飲料水が真っ先に思いつくが、もっと大きな点から見ると、原子力潜水艦に大量に備蓄されており、チェルノブイリの事故の原因の一つであったのがこのDHMOであったとか。そしてこの恐るべきDHMOは、貴方の飼っている犬の母乳からも唾液からも、死産した仔犬の羊水からも高濃度で検出されるものなんだそうだ。これほど恐ろしいDHMOが、未だ先進国の間で何の規制もなされずに放置されている現状を如何とするか!


某ブログから得たこの情報。文系の私にはただただ恐ろしげに聞こえるだけだったんだけどさ。DHMO一酸化二水素、いっさんかにすいそ。いっさんかにすいそだよ(涙)。化学式想像すれば一発じゃないか。鳴呼、もう、私のバカバカバカー!