夜中、何だか知らないがすっごく幸せで気分爽快な夢を見ていたら、これまたすっごく嬉しそうに歩き回るこまの気配で眼が覚めた。


一体何事だと様子をうかがうと、寝る前に整理した(=捨てることにした)古い縫いぐるみの残骸をゴミ箱から探し出し、くわえて歩き回っていたところらしい。折角床も掃除したのにまた綿ボコリを蒔き散らかされちゃかなわんので即刻回収、今何時だと思ってるんだ、犬は寝る時間だぞと小言を言ってからまた明かりを消した。


せっかくいい夢を見ていたのに。続きを見れないかなぁ。つーか、どんな夢だったんだっけ。全く思い出せないよ。あーあ、もったいない。こまのせいだぞ、ぶつぶつ。こういうのって続きを見れたためしってないんだよね。と・こ・ろ・が。


その後私は夢の続きを見た。そして朝になったても覚えていた。昨日の日中から設計を始めたプログラムが、すっごく明快に仕様が決定してサクサク製造できてチョー快適、って夢だった。夢の続きを中断されようがされまいが、どうでもいいような内容じゃないか。こんな程度で幸せいっぱいな私って、どれだけ仕事にストレスを感じているんだっつーハナシだよ。我ながら肝っ玉の小ささにがっかり、そして夢のスケールの小ささに腹の底から思いっきりがっかり。