当面の何よりの楽しみ。

ここしばらく、ふとした瞬間に私の頭を駆け巡抜けることといえば当然「ナイトの弟の名前、何にしよっかな〜」である。あぁ何にしよう。


女の子しか生まれなかった場合には「アリアンロッド」という名前にしようと決めていた。私のイメージでは女の子といえば「月」、だけど「ルナ」では「ルナティック=狂気」というイメージがあるのでイマイチ、アルテミス(ギリシア神話の月の女神)では気が強すぎそう。ならばということで、アイルランド神話の月の女神の「アリアンロッド」がいいなぁ、響きも可愛らしいしと思っていたんである。しかもアリアンロッドには「白銀の車輪を廻す者」という意味があるとか。なんかカッコイイじゃないか。


だけど実際には、当初からの希望どおりの男の子が誕生した。いざそうなるとさっぱりアイデアが浮かばない。とりあえず浮かんだものといえば「お金で買えない価値=プライスレス」から「レス」または「イスレ」、ジャック・スパロウから「ジャック」、私の好きな小説に出てくる人の名前から「デュアク」、転じて「デューク」、同じく小説の登場人物の「ギルドラム」など。どれもこれもしっくりこない。一日中、無意識下で色んな名前のアイデアが泡のように浮かんでは消えている。


これは名付けの天才、我が夫に命名してもらうしかあるまいと思って相談してみたが、本当は猫が飼いたいもんだからって嫌がらせのつもりか次から次へ鉄道用語だの馬の名前だのを並べ立てやがる。ちっ、もういいよーだ、自分で決めるから。


一応の期限は6月いっぱい。あぁ、何がいいかなぁ。