埼玉ブロック遠征記 アジ応援未遂編

今年最初の遠征となった埼玉ブロック訓練競技会。訓練競技会は日曜日のみだけど、土曜日のアジリティ競技会に出走するバックスの応援のため、数時間仮眠をとり、自宅を出たのは土曜の深夜0時半。夜を徹して一般道を走り続け、翌早朝に現地入りするハードなスケジュールである。


とはいえ、かつて「一般道片道300キロの範囲なら散歩圏内」と豪語し阿呆のようにドライブしまくった私である。深夜の出発なんぞ屁でもないわ、どうせ現地に着いたら遊ぶだけなんだし楽勝楽勝、とたかをくくっていた。が、これが思いのほか辛かった。前よりもハードな仕事に転職して疲れが溜まってるたこともあるんだろうけど(と言い訳)、須賀川のあたりで運転に集中できなくなってきた。それでもコンビニでお茶を買ったり夜気に当たったりしながら何とか進み続けたが、残り100キロのあたりで「もうダメだ」とリタイア。へろへろで高速に乗り、最初のSAで1時間ほど仮眠をとって体力を回復してからの現地入りとなった。


現地には既に真子沙雪ファミリーが到着してシェードも張ってくれていたので、私はそこに椅子と犬とカメラを持ち込み完全なる居候状態。で、ようやく応援に精を出すかと思いきや、寝不足ハイでアジの撮り練に精を出すあまり、バックスがようやく1度を卒業した走りを撮り逃してしまいました。何のために応援にいったんだか。あゆチャン、ごめんね〜。


この日はその後、温泉に浸かって全身ヒリヒリになり、道の駅庄和で石焼ビビンバを食したのみ。宿(車)の中で寝る前に犬たちと遊んでやろうとおもったが、犬たちは何だか非常に迷惑そうな顔でさっさとクレートに潜り込んでしまい相手にしてくれない。何だよつまんないぞ、と一人ぶつぶつ言いながら缶ビールを煽り、納得いかない初日を締めくくったのであった。