土日はもちろんドッグランに行ってきたけど、広場に入るなり犬たちはほったらかしで撮影開始であった。その姿は相当異様だったと思う。レンズを精一杯伸ばして膝をついて、無言でファインダーを覗きっぱなし。そしてパシャパシャパシャ…と鳴り響くシャッター音。音だけ聞いてればいっちょまえのカメラマンである。


いいショットが撮れたぞ、と得意になってファインダーから顔をあげると、何だか他のお客さんが冷笑失笑している気がする。すかさず目に飛び込んできたのは、同じようにレンズを長々と伸ばしてファインダーを覗き続ける真子&沙雪パパの姿。うわ、こりゃ相当恥ずかしいぞ、私たち。

だけど、よく見ればカメラ小僧はそこここに。

ほら。

ほらほら。

ほらー。

ほらね。みんな撮りたくって仕方ないんだなぁ。だけどオトナだから自制してるんだろう。ならば我らデジイチ普及委員としては皆々様の先頭に立って道を切り拓くのみ!カメラは恥ずかしくないんだよ〜と率先して啓蒙して歩かねばならぬ。


なんて言い聞かせたところでやっぱ恥ずかしいな。空気を読めよ、という声が聞こえるのは幻聴じゃないだろう。