冬がやってくるよ

今週末は犬友達を我があばら家にお招きして、大酒乱パーティーを敢行する予定である。


2週間ほど前にも焼き鳥屋で気炎を上げてきたばかりではあるが、今度は宅呑み故、より過酷な、潰すか潰されるか*1の死闘が繰り広げられることと覚悟している。


翌日は、我が東北楽天ゴールデンイーグルスの今シーズン最後の試合を観戦してくる予定である。秋も深まり日中でも気温が20度そこそこになることが予想されるが、血へどを吐くような声援をおくるためにもビールが欠かせない事は論を待たない。クリムゾンレッドのフリースのひざ掛けは必携と心得る。


来週末は、わが村の犬どもを蔵王まで引きつれ、アジリティの猛特訓を行うことにしている。人も犬も程よく運動した後、乾いた喉を潤すのに、ビール以外の何が相応しいというのであろうか。「犬には水を、ハンドラーにはビールを、ドライバーにはカフェインを」とは良く言ったものである。


その翌週は、この秋のメインエベントの一つ、「草アジスクランブルinつくば」である。「現地のスーパーをリサーチ→前日から現地入り→ビールを調達→テントで酒盛り」という抜かりのない工程で存分に鋭気を養い、出走に備える所存である*2


「蕎麦打ち」「陶芸」「ドッグラン」などが同時に楽しめる施設があるという、耳寄りな情報を仕入れたので、次の週にでも出かてみることを夢想する今日この頃である。左党相手に「蕎麦」と持ちかけておいて、焼酎が出てこないという法はあるまい。ドライバー*3の確保並びにドライバーの為の蕎麦湯の確保が急務である。


そしていよいよやってくるのが、新潟で行われるアジリティ競技会である。血統書がないばかりに出走クラスが制限されてしまう哀れなこまを、どのような言葉で慰めればよいのか見当もつかない。ここは黙って杯*4を「わん酎」で満たしてやろう。犬だってたまには水以外の力を借りたい夜もあるだろう。不肖私も手酌でお相手仕る所存である。


今秋最後を飾るのが、東京で行われる訓練競技会である。JKC本部主催の気合の入ったイベントに汚点残したら承知しねえぞ、と凄まれたところで、出陳料を払ってしまった後では致し方ないではないか。だが元来プレッシャーに弱い己のことであるから、前日から呑み始めてしまう事は火を見るより明らかである。せめて日が落ちてからにせねばなるまい。


鳴々、そして。鳴々。
・・・恐らくその頃には「冬がはっじまるよ、ホラまた僕のそばで、すごーく嬉しそうに、ビールを呑む」などと浮かれる私がいるのであろう。

*1:○○を○○で洗うような。あんまりなので伏字。

*2:勿論、真面目にトライします。冗談ですので怒らないでください。

*3:

*4:携帯用水のみボウル